キャリアコンサルティング協議会は国家資格「キャリアコンサルタント」の試験機関および指定登録機関と、国家検定「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定」の指定試験機関です。

キャリコンに熱いおもいをインタビュー
二瓶 幸恵 さん
二瓶 幸恵 さん

より良い生き方や働き方をご支援できるよう日々精進

キャリアコンサルタントになろうと思ったきっかけは何ですか。

きっかけは、再就職支援の業務に活かしたいということでした。相談者の方の人生を左右してしまうかもしれない仕事に、責任を持って対応するためには、専門的なスキルと知識を身につける必要があると思ったからです。資格を取得しようとした際、2つの団体の講座を受講しましたが、特にICDSで学んだことが今の仕事に役立っています。スキルや知識を習得しただけでなく、その時にご縁をいただいた方々と現在も交流があり、有益な情報交換を通して、後進の育成支援にも携わることができています。

キャリアコンサルタントとして活躍するにあたって工夫していること、
心掛けていることはありますか。

「相談者の役に立つ」ことを常に心掛けています。そのためには、自分自身の視野を広げられるよう自己研鑽に努めています。研修会やセミナーはもちろんですが、日々お会いする方々との出会いを大切にしています。自分一人で思考できる範囲は限られていますが、他の人の考え方に触れることにより自分自身の価値観を振り返る良い機会になっています。「偶発的学習理論」に基づき、あらゆることに好奇心を持ち、柔軟でしなやかな自分でいたいと思っています。

キャリアコンサルタントとして活躍する秘訣と座右の銘があればそれを教えてください。

意識しているのは、常に自分自身が元気であることです。身体はもちろん心も元気でいられるように、ストレスフルな状態を緩和させる趣味を持つようにしています。座右の銘は「元気が一番」です。自分自身が常に元気でなければ、他の方への支援は難しいと思っています。また、何事をするにも心と身体の元気があってこそだと思うので、常に心身ともに元気でいることを目指しています。

今後の目標をお聞かせください。

現在は、会社経営や人事戦略にも携わる立場になったため、社員のキャリア形成をより充実したものにするためのキャリアコンサルティングを組織内に定着させたいと思い、取り組んでいます。また、自身も働く女性として、特に女性の方のライフイベントにおける人生の選択を相談者自身が自律的に行えるよう、今後も支援していきたいと思っています。

キャリアコンサルタントとして情報集をどのように活用されていますか。

キャリアコンサルタントとしての業務では、常に参照し利用しています。また、会社における管理職に必要な知識源として、普段馴染みの無い分野や政策などの一般知識を高める知恵袋としても有効に活用しています。 特にQRコードで、各ホームページなどにリンクし詳細情報を閲覧できるようになっているのが便利で、職場と自宅に1冊ずつ常備している必需品です。

これからキャリアコンサルタントを目指す人や有資格者にむけてのエールをお聞かせください。

キャリアコンサルタントという資格には無限の可能性があると思っています。資格を取得することが最終目的ではなく、この資格を活用して実際に現場で活躍できる力を蓄えるために、継続的な学びによって自身の資質を向上させて欲しいと思います。 相談者のより良い生き方や働き方を支援できるよう、誠実な態度を忘れず責任感をもって、キャリアコンサルタントとしての使命を果たしていけるよう一緒に頑張ってまいりましょう。