キャリアコンサルティング協議会は国家資格「キャリアコンサルタント」の試験機関および指定登録機関と、国家検定「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定」の指定試験機関です。

キャリコンに熱いおもいをインタビュー
山本 直子 さん
山本 直子 さん

ご縁に心から感謝!謙虚に、素直に、笑顔で

キャリアコンサルタントになろうと思ったきっかけは何ですか。

保育士として4年間勤務の後、経営コンサルタント会社に事務職で転職し、後に研修講師としての教育を受け27歳から接遇講師として学校や企業で仕事をしてきました。キャリアコンサルタントをしていた高校時代の友人からの依頼で求職者訓練や就職ガイダンスなどのビジネスマナーを担当させていただいたことでキャリアコンサルタントという存在を知り、今後の人生において非常に重要な分野であることを痛感したのがきっかけです。

キャリアコンサルタントとして活躍するにあたって工夫していること、
心掛けていることはありますか。

これまでの仕事ではティーチングが多く、私自身が答えを言ってしまいがちでした。また、経験の範疇で物事を捉えてしまうこともありました。悪い癖が出ないよう「先入観や固定概念を持たない」「居心地のよい空間づくり」「相手をもっと知る」を心掛けています。キャリアコンサルタントを始めてまだ1年、気付きと学びの日々ですので、更新講習等を通して現役で活躍されている方々と関わる機会を数多く作るよう心掛けています。

キャリアコンサルタントとして活躍する秘訣と座右の銘があればそれを教えてください。

まだまだ活躍の域まで達しておらず秘訣は思いつきませんが、一つ一つの出会いを大切にしてご縁を繋いでいくことを心掛けています。座右の銘ではないのですが、自分にいつも言いきかせていることは「答えは全てその人の中にある」です。

今後の目標をお聞かせください。

キャリアコンサルタントの仕事は広大で深遠で、100年の人生をかけても全てわかりつくすことはできないと感じています。まだ山のふもとに立ち、眼前に聳える高い山をどう登っていこうかと考えつつ登り始めている状態です。まずは自分が携わっている分野から一つ一つ学びと経験を重ねていくこと、そして、ゆくゆくは小学生~高校生の職業教育に携わっていけるようになりたいと考えています。

キャリアコンサルタントとして情報集をどのように活用されていますか。

調べることが多い毎日ですが、ネット検索ではあまりに情報が多く、信ぴょう性にも悩むことがあります。情報集は情報の信頼性も高く、また、項目分けされているので調べたい部分の周辺情報まで得ることができるので助かっています。全て活用できていないので、開いたことのないQRコードのページを開いたりして、新たな知識を得るようにしています。

これからキャリアコンサルタントを目指す人や有資格者にむけてのエールをお聞かせください。

40代の頃から切望し続けていたキャリアコンサルタントへの挑戦が、2020年、齢56歳、コロナ禍により様々な活動が停止したことで実現し、人生の後半戦が大きく変わりました。気力、体力、記憶力、仕事との戦いでしたが、共に学ぶ仲間に支えられ、長年の目標だったキャリアコンサルタントとして2021年5月から仕事を始めました。山あり谷ありですが、目標の「生涯現役」に向け学び続けられる日々に感謝しています。