マンスリーコラム
キャリアの転機と自己成長
はじめに:キャリアの転機とは何か
キャリアの転機は、個人の成長と自己理解を深める重要な機会です。本コラムでは、転職や新たな挑戦を通じて得られた経験を基に、キャリアの転機がどのように自己成長に寄与するかを探ります。
第一の転機:地元へのUターンとキャリアの再選択
大学卒業後、大手外食産業企業に就職内定していた私は、入社2カ月前に急遽家庭の事情で入社を辞退し、地元に戻ることになりました。その後、運よく地元金融機関に就職し、5年間融資の仕事を中心に金融・保険関係の「お金」に関する仕事をしていました。「お金」を通じて幸福になる方もいれば不幸になる家庭も多く見てきた私は、結婚を機に「なんとなく楽しそうなイメージ」を優先して放送関係の会社への転職を決めました。
第二の転機:管理部門への異動とキャリア支援への関心
1991年、27歳で放送関係の会社に転職した私は、1999年に管理部門に異動となりました。その後、総務・経理・人事に加え、人材派遣部門も担当することになりました。2015年の派遣法改正を受け、社内にキャリアコンサルタントを置く必要性を感じ、ICDSキャリアコンサルタント養成講座を修了し、2016年4月、52歳でキャリアコンサルタント登録を行いました。
第三の転機:キャリアコンサルタントとしての実践
キャリアコンサルタント養成講座をきっかけに自己研鑽・アクティブラーニングが習慣化され、2019年3月の2級キャリアコンサルティング技能検定合格後に、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日商簿記検定2級という「お金」に関する資格を取得しました。
普段は会社に勤めながら、ハローワークでの訓練前キャリアコンサルティング業務や職業訓練施設での訓練中キャリアコンサルティング業務を受託し、ボランティア活動では「NPOいわてキャリアコンサルタント研究会」にも参画し、無料キャリア相談会等のキャリアコンサルタント普及推進活動も行っています。また、今年に入って、複数の「お金」に関するセミナー講師の仕事の依頼も受けています。
職業観の源泉:学生時代の経験と父の背中
このようにいくつかの転機を体験してきましたが、養成講座でジョブ・カードを作成する過程で、自分自身の職業観・勤労観が大学生時代のアルバイト経験と父の影響によることに気づきました。ファミレス、家電量販店、貯水槽清掃、内装工事など様々な職種を経験し、知らない方と話すことやお客様に満足していただくこと、チームとしてやり遂げること、後輩の指導育成にやりがいや達成感を感じていました。また、父は家族のために休まず働き、「大切なのは、どんな仕事をするかよりも、家族を支えられるだけの収入を得ることだ」と教えてくれました。
「お金」と「キャリア」の接点に向き合う
キャリアプランは仕事や職業だけでなく人生そのものを対象としたライフプランと言い換えることができます。ライフプランの3要素は、経済(マネー)、いきがい、健康です。人生100年時代、一度は避けていたライフプランセミナー・マネープランセミナー等の「お金」に関する仕事にも、今後は楽しく前向きに取り組んでいきたいと考えています。
終わりに:ACCNの活用を通じて
最後に、ACCN活動の特徴と活用方法についてご案内いたします。「支部活動」は、各種勉強会・交流会がメインです。オンライン開催も多く、全国どの支部の活動にも参加可能です。「テーブル活動」は、会員主体のキャリアに関する実践の場です。これらの活動は、キャリアコンサルタントが求められているネットワーク構築(人脈作り)・自己研鑽に活かすことが可能です。「仕事・ボランティア情報」はキャリアコンサルタントとしてのアウトプット機会の獲得に活かすことが可能です。待っているだけではチャンスは到来しません。何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増えるものです。キャリア自律が求められる今日、我々キャリアコンサルタントこそ、率先して自律的な行動を実践しましょう。
コラムの感想等はこちらまで(協議会 コラム担当)
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