マンスリーコラム
あなたにとってキャリアコンサルティングとはなんですか?
みなさんこんにちは!
今回はACCN関西支部が担当ということで、資格を取得して8年目のまだまだこれからのキャリアコンサルタントの矢代が書かせていただくことになりました。
私は教師や講師ではありませんので、なにかを教えるつもりは全くありません。ここに「テーマ」(問い)を挙げることでみなさんと一緒に考えることができればいいなと思って書かせていただくことにしました。
突然ですが、「キャリアコンサルティングとは何ですか?」
辞書や辞典などに書かれているキャリアコンサルティングの定義ではなく、あなたにとってキャリアコンサルティングとは何でしょうか?
少し言葉にしてみていただけますでしょうか。
それはあなたがキャリアコンサルティングで大切にされていることですか?「キャリアコンサルティングって何?」って知らない方から聞かれたときの答えですか?
少しその思いや言葉を留めておいてください。(なにかに書いていただいてもいいですよ。)
またまた突然ですが、みなさんは「勉強」は好きですか?
私は小さい時から「勉強」は好きではありません。
「勉強」ってさせられている感じがあって、覚えるのも苦手でした。
そんな私ですが、キャリアコンサルタントの資格を取って8年がもう少しで経とうとしています。キャリアコンサルタントについて日々学んでいます。「勉強」している感じはありません。。。
私にとって「勉強」「学び」は何が違うのだろうかと考えました。
「勉強」と聞いて学校での「勉強」を思い浮かべました。「学び」と聞いて仲間や楽しいイメージが浮かびました。すぐには何が違うのかはわかりませんでしたが、ゆっくり考えてみると、、、
「勉強」はどこかに正解がありそうなもの、「学び」はどこにも正解がないもの。
「勉強」は先生から正解を教えてもらうもの、「学び」は自分で答えを探すもの(正解と答えは違う気もする)。
「勉強」の問いは出されるもの、「学び」の問いは自分で立てるもの。
私にとってはこんな感じでした。もちろん一般的に言う正解ではないと思います。みなさんにとって「勉強」と「学び」はどう違うでしょうか。
キャリアコンサルティングにも正解はなく、私はキャリアコンサルティングについて「勉強」ではなく「学び」をしているのかなと思いました。
そして、キャリアコンサルティングについて考え続けているのかなと思いました。
確かに相談者の大切なお話を聴くのに正解の応答などはなく、だからこそ真剣に全身で聴かせていただこうとしているのだと思います。(私は最初の頃は正解があると本気で思っていました。。)
相談者の話をもっと聴けるようになりたい。
相談者の今の状況や悩みを私が想像することができるようになりたい。
相談者がもっとご自身と対話する時間を持っていただけるようになりたい。
そんなことをずっと考え続けているように思います。
最近では、その学びは日々の生活の中でいろんな人と関わる中にこそあるようにも感じています。
ACCN関西支部では、みんなでまなぼう勉強会(勉強って言ってしまってる(笑))を定期的に実施しております。この学びの会は私にとってキャリアコンサルティングを考え続けるいい機会になっています。
冒頭書かせていただきました「あなたにとってキャリアコンサルティングとはなにか?」と「あなたにとってキャリアコンサルティングは何色か」を、仲間とともに語り合い、逐語録を元に相談者の語りに想像の翼を広げる。そんな学びの会です。
考え続けること、自分に問いを立て続けること、そしてそこに仲間がいてともに成長することができる場、それがみんなでまなぼう勉強会です(ネーミングがちょっと気になってしまった)。
みなさんにもご参加いただけますと大変うれしいです。
またこのコラムがみなさんの学びの問いの一つになればうれしいなって思っています。
コラムの感想等はこちらまで(協議会 コラム担当)
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